宇宙

「北のミサイルか?」スペースXのロケット 闇夜を切り裂く不気味な軌跡

 米宇宙企業のスペースX社は、日本時間23日(現地時間22日夜)、カリフォルニア州の空軍基地から、ファルコン9ロケットを打ち上げた。打ち上げ自体は成功したが、夜空に描かれたロケットの軌跡が「エイリアンの侵略」かと大騒ぎになった。

 

 ロケットが打ち上げられたのは、日本時間23日午前10時(現地時間22日午後5時)27分。カリフォルニア州南部のヴァンデンバーグ空軍から、次世代型通信衛星「イリジウム-4」10基を搭載したファルコン9ロケットを打ち上げた。

 

 イリジウムとは、通信網が整備されていない地域でも、低軌道の人工衛星を使って圏外なしで通話ができるサービスで、スペースXでは合計75基の人工衛星を飛行する計画を進めている。

 

 打ち上げ自体は成功をおさめたが、日の入り直後の夜空にロケットが描き出した軌跡が、闇を切り裂くようにゆっくりと進む先頭部分が弾丸のように見えるとして一時パニックが起こった。

 

 

 スペースXのCEOであるイーロン・マスク氏も、Twitterに投稿された市民の動画をシェアして、「北朝鮮から飛んできた核兵器を積んだエイリアンUFOだ」とコメントしている。

 

 そのうえで、来年2018年に新型のファルコンロケットを、火星を目指す軌道に試験発射する際に、自身が所有する真っ赤なテスラ・ロードスターを搭載すると発表した。

 

 ロケットの試験発射の場合は通常、コンクリート製かスチール製のブロックを搭載させるのが慣例だが、マスク氏は「そんなんじゃ、面白くない。我々のような企業にとって、何かフツーじゃないことをやりとげるためにテスラを宇宙へ運ぶんだ」と説明している。

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