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大寒波のフロリダ イグアナは木から落ち カメ・マナティーが凍死寸前

 米国東海岸を襲った爆弾低気圧がもたらした猛烈な寒波によって、亜熱帯気候のフロリダ州では、凍ったイグアナが木から次々と落下し、ウミガメやマナティーも水の中で凍死寸前だ。

 

 南フロリダ州では1月3日から4日にかけて平均気温が4℃以下と冷え込み、あまりの寒さで動けなくなったイグアナが木から相次いで落下。通行人の頭や肩のうえに落ちてくるケースも報告されているという。

 

 SNSに投稿されている写真を見ると、仰向けでひっくり返ったイグアナは完全に死んでいるように見えるが、マイアミ動物園のコミュニケーションディレクター、ロン・マギルさんによると、死んでいないという。

 

「イグアナのような変温動物は、外気温が下がると代謝が悪くなるため、無駄なエネルギーを消費しないよう動きを止めます」と説明し、木の上にしがみついていられなくなったため落下したが、1〜2日もすれば、ゆっくりと身体機能が戻ってくるだろうと話している。

 

 同じ変温動物では、テキサス州のサウス・パドレ島でも数百のウミガメが凍りついているのを国立公園の職員らによって救助され、復活するまで子供用のビニールプールで温水に入れている。

 

 また28年ぶりに雪が降ったフロリダ州タラハシーでは、クリスタル・リバーの水温が下がって、野生のマナティーが身を寄せ合っているという。多くが低温のショックで体調を崩しており、数頭は死んでしまったという。

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