火山

史上初!パプアニューギニアの島が爆発的噴火 500人が緊急脱出

 南太平洋に浮かぶパプアニューギニアのカドバー島は5日、有史以来初の噴火を起こし、500人以上の島民が島外へ緊急避難した。ラバウル火山観測所(RVO)は7日、「大規模なマグマ爆発が起こると、地滑りが発生し、津波を引き起こすおそれがある」と警報を発表した。

 

 パプアニューギニア本土から北東へ25キロほど沖合に位置するカドバー島(標高365メートル)は、17世紀にニューギニアとオーストラリア(ニューホラント)を最初に探検した英国の冒険家ウィリアム・ダンピアが、著書の中で「燃えている島」と記述していることから、1700年ごろに噴火した兆候はあるものの、有史以来、正確な噴火の記録はない。

 

 航空路の安全を脅かすおそれがある火山灰を監視する豪州ダーウィン火山灰諮問センター(VAAC)によると、カドバー島の噴火は5日に始まり、噴煙は海抜2100メートルに到達。7日現在も継続的に噴煙を放出している。

 

 

 RVOは7日、噴火が爆発的な規模に発展すると、土砂崩れや地滑りが発生し、津波を引き起こすおそれがあるとして、島民の島外脱出を指示するとともに、風向きが変われば、火山灰を大量に含んだ噴煙がパプアニューギニア本土のウェワク空港の離発着便の航行に影響を及ぼす可能性があると注意を呼びかけている。

 

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

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