火山

インドネシア シナブン火山から溶岩流

 インドネシアでは10日、スマトラ島のシナブン山を下り落ちる溶岩流が観測された。ひんぱんに噴火を繰り返しているシナブン山の山頂には新たな溶岩ドームが出現し、次の爆発的噴火で土砂災害が起こるおそれがあると懸念されている。

 

 同国国家災害管理局(BNPB)によると、シナブン山では今年に入ってからも5日、6日に相次いで小規模爆発が起こり、上空2000メートルまで噴煙が到達するなど、活発な火山活動が続いている。

 

 山頂火口にはすでに押し出された溶岩が固まってできた新たなドームが形成され、今にも崩壊して地滑りが起こるおそれがある。シナブン山のふもとでは、火山灰の飛散によって、農作物が深刻な被害を受けている。

 

 一方、昨年半世紀ぶりに大噴火したアグン山からも、噴煙がさかんに放出されている。BNPBのストポ・プルウォ・ヌグロホ報道官は、火口内には東京ドーム1.6個分に相当する200万立方メートルの溶岩が蓄積されていると推定している。

 

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。なお、11日の記事で、「アグン山で溶岩流が発生した」とありましたが、その後、BNPBから「溶岩流が発生したのはシナブン山」と訂正がありましたので、当サイトの記事も修正し、更新しています。

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