原子力

原発耐震審査に3次元データ活用を検討

 東通原子力発電所敷地内の断層評価が議論になっているが、原子力規制委員会は、原子力発電所の耐震審査に3次元データを使った新たな分析方法の追加を検討している。


原発の耐震審査については、これまで試掘溝などにより地下の断層構造を確認してきたが、中部電力浜岡原発や東京電力柏崎刈羽原発では付近の地下構造によって地震波が増幅した例もあり、より詳細な耐震シミュレーションの必要性が議論になっている。


 今回検討に上がっている審査方法は、地盤に人工的に直流電流を流し、発生する電位を測定することで地盤の状態を確認する『電気探査』と呼ばれる手法や、火薬などで人工的に地震に似た地盤の揺れを発生させ地盤の動きを測定する『弾性波探査』と呼ばれる手法で、これにより地下構造を3次元的に分析する。


規制委は来年1月に新しい耐震基準の骨子案をまとめる予定。

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