火山

パプアニューギニア・カドバー島 噴煙1.2km 海底に溶岩ドーム出現か?1500人が避難

 今月5日に有史以来、初めて爆発したパプアニューギニアのカドバー島では、10日過ぎた現在も活発な噴火活動が続いており、噴煙の高さは1万2000メートル上空に到達した。

 

 カドバー島はパプアニューギニア本土から北東へ25キロほど沖合に位置する標高365メートルの火山島で、17世紀の英国人冒険家の著書の中で、「燃えている島」という記述があるものの、有史以来、正確な噴火の記録はない。

 

 パプアニューギニア政府(PNF)は今月5日の噴火を受けて、全島民590人を6キロ離れたブラップ・ブラップ島へ脱出させたが、ラバウル火山観測所(RVO)は14日、噴石や火山ガスが及ぶ危険性があるとして、ブラップ・ブラップ島に避難しているカドバー島民を含む約1500人全員を本土に避難させることを決定した。

 

 この決定に伴って、国際赤十字が避難者に対して2万6274ドルの資金を提供すると共に、オーストラリア政府が約2万ドル分の人道支援を行うと発表した。

 

 RVOの14日の発表によると、カドバー島では山頂火口からだけでなく、海岸線からも立ち上る噴煙が確認されていることから、海底に新たな溶岩ドームが形成されている可能性が高く、大規模なマグマ噴火が起きる危険があるという。

 

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」をご覧ください。

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