感染症

東京都内でも高病原性鳥インフルエンザ 大田区の野鳥から検出

 今月5日、東京・大田区の公園で見つかったオオタカ1羽から、感染力が高い高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたとして、東京都はきょう午後、関連省庁や専門家を集めて緊急対策会議を開いた。

 

 このオオタカは、今月5日に大田区内の公園で死亡しているのが見つかったもので、都の職員がその場で簡易検査を行ったところ、陰性反応が出たが、国立環境研究所の遺伝子検査で、A型ウイルスが検出された。その後、農研機構が詳細な検査を行った結果、高病原性のH5N6亜型ウイルスと確認された。

 

 環境省はオオタカが見つかった周辺10キロ圏内を野鳥監視重点区域に指定し、19日に専門家を現地に派遣し、死亡したり異常な個体はいないかどうか、野鳥の生息状況を調査する

 

 東京都は、築地の中央卸売市場の監視体制を強化するとともに、都が管理する道路や河川、港湾施設、水道施設の野鳥についても、監視を強化するよう指示した。

 

 鳥インフルエンザは、感染した鳥と濃密な接触をしない限り、通常ではヒトに感染しないと考えられている。野鳥の死体を見つけても近づかず、最寄りの保健所などに連絡してほしい。万が一、野鳥の排泄物に触れた場合は、手洗いとうがいをしっかりしてほしい。

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