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山田養蜂場などが輸入した中国製「蜂の子パウダー」から抗菌剤を検出

 蜂蜜・ローヤルゼリーメーカーの山田養蜂場などが輸入した中国産の乾燥蜂の子から、感染症の治療に使われるごく微量の抗生物質「オキシテトラサイクリン」が検出されたとして、厚生労働省は1日、食品衛生法にもとづいて、全輸入量1454kgに対する検査命令を出した。

 

 検査命令が出されたのは、山田養蜂場が昨年8月、中国・浙江省の会社から輸入した蜂の子パウダー23ドラム分(454.32kg)と、貿易会社の山宏実業が今年1月、青海省から輸入した50カートン分(1000kg)。

 

 神戸検疫所によると、輸入時に自主検査を行った結果、ミツバチの幼虫がかかる「腐蛆病」の治療に使われる抗菌剤が、それぞれ0.02〜0.06ppm検出された。

 

 厚労省によると、「オキシテトラサイクリン」は、健康への影響がないとされる1日あたりの許容摂取量は、体重1kgあたり0.03mgとされており、体重60kgの人がオキシテトラサイクリンが0.06ppm残留した蜂の子を毎日30kgずつ食べ続けても、1日の許容摂取量を超えることはなく、健康に影響を及ぼす心配はないという。

 

 検疫所では、全貨物の積み戻しと保管を命じ、全ロットの検査を行うよう命じた。

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