火山

浅間山 先月下旬以降 火山性微動と地震が増加「噴煙400m」

 長野県と群馬県にまたがる浅間山では、1月下旬以降、山頂直下のごく浅いところを震源とする火山性地震が相次いでおり、地下の水蒸気やマグマの動きを示す火山性微動も多い状態で推移している。気象庁は引き続き噴火警戒レベル「2」を発令し、火口周辺への立ち入りを規制している。

 

 浅間山では小規模噴火があった2015年以降、山頂火口直下を震源とする火山性地震の活動が続いているが、今年1月20日ごろから発生回数が急増している。

 

  気象庁によると、今月2日は火山性地震114回、火山性微動は26回観測された。火山性地震は3日以降も相次ぎ、2日から5日午後3時までの発生回数は合計394回。

 

 この4日間に発生した火山性微動は、きょう観測された10回を含め、44回に上った。きのう(4日)には一時的に火口の縁から上空400メートルほどまで噴煙が立ち上るようすが確認されている。

 

 山頂の南南西に位置する塩野山に設置された傾斜計では、北または北西上がりの地殻変動が続いており、気象庁は「火山活動はやや活発な状態」だとして、火口周辺に影響を及ぼす小規模噴火への警戒とともに、火口から約2キロ範囲では噴石に注意するよう呼びかけている。

 

■国内の火山の現状については、ハザードラボ「火山マップをご覧ください。

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