宇宙

スペースX初の大型ロケット「ファルコン・ヘビー」 赤いテスラ乗せて宇宙へ!(動画)

 米宇宙企業スペースX社は日本時間けさ未明、フロリダ州のケネディ宇宙センターから、初の大型ロケット「ファルコン・ヘビー」の打ち上げに成功した。アポロ計画で月へ向かったサターンVロケット以来、世界一の積載量を誇るファルコン・ヘビーには、赤の「テスラ・ロードスター」が搭載されており、世界で初めて宇宙へ車が飛んだ!

 

 打ち上げが行われたのは、日本時間7日午前5時(現地時間6日午後3時)45分、アポロ宇宙船と同じケネディ宇宙センターだ。

 

 スペースX初となる大型ロケットには、ファルコン9のブースターを3基使っていて、それぞれに9台計27台のエンジンを装着しており、それらを合計した推進力は500万ポンド。数字だけでは見当がつかないが、旅客機187機分に相当するという。積載量も桁外れで、ボーイング737の機体1機分の重量を上回る64トンが搭載できるというから何もかもが超ド級だ。

 

 今回の試験飛行では、スペースX社のCEOイーロン・マスク氏が所有する真紅のテスラ・ロードスターを搭載。運転席には「スターマン」と呼ばれる宇宙服を着たマネキンを座らせてハンドルを握らせている。

 

 

 スペースXではファルコン・ヘビーを有人火星探査計画の布石と考えており、発射から28分後、テスラを乗せた第2段ロケットはエンジンを停止し、地球を取り囲む放射線帯「ヴァン・アレン帯」を通過し、火星に向かって旅立っていった。このようすは動画で公開されており、BGMにはデヴィッド・ボウイの「スターマン」が流れている。

 

 スペースXではロケットの機体の回収も計画しており、両サイドの2基については地上での回収に成功。残る中央のブースターは大西洋上に設置したプラットホームに着陸させる見通しだ。

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