感染症

インフル「ピーク越えか?」患者数減ったが239万人「A香港型も…」感染研

 

 今月11日までの1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者数は、前週から40万人以上減って、推計で239万人になった。流行のピークを過ぎた可能性もあるものの、47都道府県のすべてで警報レベルが続いており、まだまだ油断は禁物だ。

 

 国立感染症研究所の最新の調査によると、2月5日〜11日までの1週間で、全国5000カ所の定点医療機関を受診した患者の報告数は22万3928人。1医療機関あたりで見ると、患者数は45.38人となり、前週より9人近く減った。

 

 医療機関あたりの患者数を都道府県別に見ると、高知県が最も多く67.67人。次いで山口県(62.82人)、大分県(60.28人)、宮崎県(57.17人)、鹿児島県(56.66人)と、引き続き西日本を中心に大流行している。

 

 定点医療機関からの報告をもとに推計した全国の患者数は、約239万人となり、前週に比べて43万人減少したものの、国立感染症研究所が、保健所ごとの患者数を示した流行レベルマップを見ると、全都道府県で3段階中、最も重い警報レベルに達している。

 

 ウイルスの検出状況を見ると、直近の5週間ではB型が最も多く、次いでA香港型、2009年に流行した新型「AH1pdm09」の順となっている。昨年11月、12月までは新型ウイルスが最も流行していたが、1月以降はB型が増加し、さらにA香港型の患者も増えている。

 

 国立感染症研究所によると、今シーズンは早い段階からB型ウイルスの流行が先行しており、「これまでにない流行の形だ」として、予防対策を怠ることがないよう呼びかけている。

 

 

■国内の感染症患者の流行については、ハザードラボ「感染症マップも合わせてご覧ください。

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