環境

海のオーロラ 光る青い波 カリフォルニアで怪現象 (動画)

 米国カリフォルニア州の海で今月初め、波打際に幻想的な青い波が打ち寄せる怪現象が目撃された。夜の海を撮影していた写真家は当初、車のヘッドライトが波に反射して見えたという。

 

 この現象をとらえたのは、カリフォルニア州モントレー在住の写真家ジョージ・クリーガー(George Krieger)さん。ジョージさんは2005年に交通事故に遭って以来、心理療法のひとつとして、毎日海の写真を撮る習慣がある。

 

 今月6日(現地時間)は、宇宙企業スペースXが打ち上げた大型ロケットの軌跡を撮影しようと、モントレー近郊にかかるビックスビー橋近くまで遠出し、ビーチが入るアングルを探していたときに光る海に気づいた。

 

「当初、橋の上を走る車のヘッドライトが反射しているんだろうと思いました。でも波打際の特定の部分しか光っていないし、橋の上からそこまでライトが届くのは無理なのです」とジョージさん。

 

 

 そこで、ニューヨークの自然史博物館宛に画像をメールで送って尋ねたところ、海洋生物学が専門のマーク・E・シダール博士から「海洋プランクトンの一種」という丁寧な返事が届いた。シダール博士によると、このプランクトンは敵に対して危険信号を発するために発光し、日本では夜光虫と呼ばれる。

 

 物理的な刺激に弱く、海に石を投げ入れただけでも青白く光ることがあり、水温が高い夏に現れると、昼間は赤潮の原因にもなる。カリフォルニア州では先月末から今月初めにかけて、海水温が高く、穏やかな状態が続いていたことから、海水中の養分が増えていた可能性があるという。

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