宇宙

不気味なトワイライトゾーン!木星「昼から夜に変わる境界」NASA

 米航空宇宙局(NASA)の探査機ジュノーは、木星の上空から、昼と夜の境目にあたる部分の撮影に成功した。瑠璃(るり)色と翡翠(ひすい)色が闇に移り変わる瞬間をとらえたまさにトワイライトゾーンだ。

 

 2011年に打ち上げられた探査機ジュノーは、約5年の旅を経て地球から8億キロほど離れた木星の上空に到着。2016年以来、北極と南極上空を結ぶ軌道を周回しながら、大気の層に含まれる水分量を計測したり、超高速で吹き荒れる激しい嵐の実態調査を続けている。

 

 ジュノーの周回軌道は楕円形をしているので、木星に最接近できるチャンスは53日に一度めぐってくるだけ。北極から南極上空に到達するわずか2時間の飛行中に、8つの観測装置をフル稼働させてミッションを遂行している。

 

 この写真は今年2月7日に実施した11回目の最接近時に撮影されたもの。高度12万533キロ離れた上空から、南極が昼から夜に変わる明暗境界を撮影した。

 

 天文用語でいう明暗境界とは、英語で「ターミネーター(Terminator)=終わらせる」と表現する。まさに何が起きても不思議はないトワイライトゾーンならではの幻想的な瞬間だ。

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