火山

【新燃岳】噴煙湧き立つ溶岩火口の上をドローンが飛ぶ!東大地震研(動画)

 新燃岳では15日にも爆発的な噴火が発生し、噴煙が上空2000メートルを超えて、雲の中に入った。こうしたなか、東京大学地震研究所のチームは、爆発的噴火が発生する直前に、ドローンを火口上空に飛ばし、激しく湧き上がる水蒸気や噴煙の撮影に成功した!

 

 気象庁は15日、新燃岳の噴火警戒範囲を4キロから3キロに縮小した。同日午後3時までの24時間以内に噴火は3回発生し、きのう午後2時13分の爆発では、薄い灰色の噴煙が火口から2100メートルまで立ち上った。このときの噴火では、火口中心から大きな噴石が弾道を描いて、1000メートルの距離を飛び散った。

 

 溶岩の噴出は9日ごろにはほぼ停止したと考えられているが、火口の北西側では、今もわずかに流下が続いており、その距離はこの1週間で約42メートルに達したという。

 

 

 東大地震研の火山噴火予知研究センター、前野深准教授は14日午前と午後の2回にわけて、南西側付近からドローンを飛ばし、山頂火口上空を観察。

 

 火口中央付近の溶岩は、「ブルカノ式噴火」と呼ばれる爆発的なマグマ噴火が起きたことを物語る岩の塊が無数に転がっていて、表面はややくぼんでいる。凹地の周囲からは時折小さな噴煙が立ち上り、溶岩表面の色は白茶けた灰色をしている。

 

 一方、火口の縁の溶岩は黒々としていて、水蒸気がさかんに上昇し、北西側では溶岩の表面が表面張力の原理で火口縁よりも盛り上がっていたという。

 

 14日は午後3時18分にも噴火が発生しているが、ドローンはその5分前に火口から絶え間なく噴出される灰色の噴煙をとらえることに成功した。

 

■国内の各火山の現状については、ハザードラボ「火山マップ」でもご確認いただけます。

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