防災知識

「Jアラート訓練」福島県飯舘村など15市町村で伝達できず 消防庁

 北朝鮮のミサイル発射攻撃などに備えて、地方自治体の防災無線などを通じて政府が知らせる「Jアラート(全国瞬時警報システム)」について、今月14日に全国一斉に訓練を実施した結果、参加した664市町村のうち、15市町村が住民への情報伝達をできなかったことが明らかになった。

 

 Jアラートは、度重なる北朝鮮のミサイル発射実験に備えて政府が導入した緊急情報の伝達システム。弾道ミサイルが日本に飛来する危険性がある場合に、防災無線が自動的に起動し、屋外スピーカーや携帯電話のメールを通じて、避難を呼びかけるというもの。

 

 消防庁は今月14日午前11時、全国の664市町村が参加する一斉訓練を行った結果、福島県飯舘村をはじめ、茨城県水戸市、東京都羽村市など、全体の約2.26%にあたる15市町村で住民への伝達ができなかった。不具合の原因は、防災無線関連機器の接続不良などが12市町村のほか、メール配信システムの機械トラブルなどが3市町村で確認された。

 

 この結果を踏まえて、消防庁は「不具合発生をゼロに抑えるために、今後も継続的な訓練が必要だ」として、来年度から3カ月に一度、全国一斉訓練を行う方針を決定した。次回は5月16日午前11時〜を予定している。

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