宇宙

「天宮1号」大気圏突入は南米沖か?最後の姿をドイツのレーダーがとらえる

 制御不能になった中国版宇宙ステーションは、どうやら南米のチリ沖かブラジル沖上空を最後に、レーダーから姿を消したようだ。一方で各国の研究機関が現在、大気圏突入ポイントの確認を急いでいるが、そうしたなか、ドイツの宇宙観測レーダーが、高度160キロ付近でとらえた最後の姿を発表した。

 

 欧州宇宙機関(ESA)など各国の観測チームによると、天宮1号は当初、4月1日に大気圏に再突入すると見込まれていたが、地球上空の大気密度の影響で降下速度が遅くなった。

 

 

 

 

 米国の人口衛星監視チーム「エアロスペース社(AEROSPACE CORPORATION)」は、天宮1号が大気圏に突入した可能性が高いのは「世界時間2日午前0時16分(日本時間同午前9時16分)」と発表した。

 

 同社が天宮1号を最後に確認したのは、南米チリ沖とする観測結果を発表したことから、チリ沖の南太平洋上か、ブラジル沖の南大西洋上で大気圏に突入した可能性が高い。現在、イタリアやドイツなど各国の研究機関も確認を急いでいる。

 

 こうしたなか、ドイツの「フラウンホーファー高周波物理学・レーダー技術研究所(FHR)」の宇宙観測レーダー「TIRA」は、高度161キロ上空を降下中の天宮1号の最後の姿を公表した。

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