歴史

怪奇!老舗百貨店の天井裏からミイラ発見 米ミネアポリス

 米ミネソタ州の百貨店で最近、天井裏から一体のサルのミイラが発見された。真相をめぐって市民の間でさまざまな憶測が飛び交っている。

 

 およそ似つかわしくないミイラが発見されたのは、ミネアポリスの「デイトンズ(Dayton’s)」。創業1902年の老舗百貨店チェーンの本店で、かつては全米に20店舗以上展開していたが、2001年に百貨店部門が売却され、ディスカウントチェーンに業態を変えている。

 

 創業から110年以上経過した建物は、老朽化がひどく、今年1月から改装作業中だが、施工業者のひとりが天井裏から小さなミイラを発見。黄色い体毛や尾の長さからリスザルだと見られているが、果たしてなぜこんなところにいたのか?

 

 ミネアポリス市民のコミュニティサイト「Old Minneapolis」が今月8日、サルの写真を投稿したところ、1200人以上がシェアし、266人が正体をめぐって、さまざまな推理を展開。

 

 多くの市民はサルの悲劇を悲しむコメントを寄せていたが、そのうちデイトンズで働いていたという元販売員が「行方不明のサルの話は聞いたことがあるが、ずっと都市伝説だと思っていた。上層階のペットショップでは、サルを販売していたが、ある日、一匹が忽然と姿を消したという噂があるのです」とコメント。

 

 これをきっかけに、古い新聞広告を探し出してきた高齢読者から、「リスザルとクモザルがケージ付きで19.99ドルでセールされていたわよ!」「ここで買ったサルをペットにしていた」などの情報が次々に寄せられた。

 

 ミステリアスなミイラの謎が謎を呼び、とうとう海を超えて、英国のBBCニュースまでが取材に駆けつけたが、最近、興味深い新証言が飛び出した!

 

 ミネアポリスの隣町ロビンスデールの市長が「父が高校生だった60年代に、仲間と一緒にデイトンズからサルを盗んだ過去があるのです」と告白。

 

 

  レーガン・マーフィー市長はメディアの取材に対し、「父はその母親に“戻してこい”と命じられたので、店には戻ったものの、売り場には行けず、サル1匹をエスカレーターに乗せたまま、逃げ出したそうです。サルはそのまま天井ダクトに入って、死んだのでしょう」と半世紀前の出来事を打ちあけた。

 

 英語で「Monkey Business」は「悪ふざけ」や「いたずら」「ごまかし」を意味する。建物の所有者は、地元史に詳しい博物館や研究者の協力を依頼して、真相の解明に乗り出すことを決めた。

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