地震

昨夜からトカラ列島近海で地震あいつぐ 18回 十島村で震度3

 南西諸島のトカラ列島近海では、15日夜からけさにかけてマグニチュード(M)3前後の地震が相次いで発生しており、体に感じる震度1以上の地震は18回にのぼっている。これらの地震による津波の心配はないが、気象庁が今後の地震活動に対して注意するよう呼びかけている。

 

 気象庁によると、鹿児島県のトカラ列島近海では昨夜7時47分ごろにM2.7の地震が発生。その後も断続的に震源が同じ地震が発生し、きょう午前3時35分に発生した推定M3.6の地震では、鹿児島県十島村(としまむら)で最大震度3の揺れを観測するなど、午前5時12分までに計18回の地震があった。いずれの地震も震源の深さは約10キロで、津波は発生していない。

 

 九州から台湾にかけては、フィリピン海プレートがユーラシアプレートに沈み込む南海トラフの延長にあたる「南西諸島海溝(琉球海溝)」と呼ばれている。

 

 巨大地震が繰り返し起きてきた南海トラフと比べて、南西諸島海溝の研究は遅れているが、1771年の八重山津波では、M7.4の地震によって石垣島から宮古島一帯を20メートル以上の巨大津波が襲い、1万人以上が犠牲になっている。

 

 1923年以降の活動を見ると、十島村小宝島と宝島付近では、M5以上の地震もときどき発生していて、2000年10月には1カ月間でM5.9(最大震度5強)を最大とする震度1以上の地震が46回観測されている。このときは落石や水道管の破損、小中学校の校舎壁面に亀裂が入るなどの被害が報告された。

 

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