リコール

新入学児童に配布した「防犯ブザー」電池破裂あいつぐ「速やかな交換を」

 全国の小学校の新入学児童などに配布された安全防犯ブザーで、使われている乾電池が破裂する事故が相次いで報告されており、販売元のメーカーが「3〜4カ月に一度、電池交換をしてほしい」と注意を呼びかけている。

 

 問題のブザーは、札幌市の防犯グッズメーカー「西文館」が、2016年2月〜2017年4月にかけて出荷した同型の安全防犯ブザー約11万個に装填されている中国製のアルカリ単4電池のうち、製品番号が「12-2020」と記載されてるもの。

 

 国民生活センターでは昨年8月以降、「教室のロッカーに置いていたランドセルの中で防犯ブザーの電池が破裂した」とか「玄関の壁にかけておいたブザーが突然破裂し、本体がバラバラになって焦げ臭いニオイがした」などといった相談が3件寄せられている。

 

 この防犯ブザーは単4電池2本を使用するもので、本体のピンを引くと大きな警報音がなるというもの。国民生活センターに持ち込まれた乾電池はいずれも、金属製のラベルが破損して内容物が飛び出し、+側が膨らんでいた。

 

 商品テストの結果、電池が消耗すると内部で発生したガスによって圧力が高まり、破裂を防ぐためのパッキンが機能せず、破裂する可能性があることが判明。このほかにも同様の事故が2件相次いでいるという。

 

 メーカーによると、インターネット通信販売などで販売したブザーには、この乾電池が使われておらず、自治体の教育委員会などを通じて小学校の新入生に配布された製品に問題の乾電池が使われているという。メーカーは把握できている販売先に対して、危険性を知らせるとともに、現在使用中の防犯ブザー内の電池の製品番号を確認してほしいと呼びかけている。

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