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汚染水 1日300トンはややミスリード?官房長官

 東京電力福島第一原発から汚染された地下水が海に流出している問題で、経済産業省が汚染水の流出量は1日あたり300トンに達すると報道されていることについて、菅義偉官房長官は8日午前の記者会見で、明確に汚染されている量は1日あたり100トンと説明し、婉曲的に「1日あたり300トン」と言う報道を訂正した。

 

 同会見で菅官房長官は、「汚染水300トンの件だが、建屋の海側において汚染された地下水が検出されている井戸の付近を通る地下水が1日100トンだと推計されている」、とまず事実関係を指摘。

 

 さらに別の2カ所の井戸について「たぶん汚染度具合は汚染水が検出される部分から離れているので、比較的すくないんじゃないかと。(この2ヶ所の)井戸を通っているのも100トンづつあるわけで、これらも汚染されている可能性を否定することもできない状況なので、精査が必要だろう」と説明した。

 

 菅官房長官は、明確に汚染水と断定できる量は1日あたり100トンで、残り200トンについては汚染されている可能性が否定できないので精査するとの認識を示すとともに、今日開催される政府の汚染水処理対策委員会で対策を検討するとしている。

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