生物

中国から届いた箱の中からヒアリの女王 大阪府で発見 今年初

 大阪府八尾市の住宅で今月9日、中国・広東省から届いた輸入製品の箱の中から、特定外来生物のヒアリが発見されたと環境省が明らかにした。国内でのヒアリの発見は、今年初だという。

 

 環境省によると今月9日、大阪府八尾市に住む住民が同市内の小売店で購入した製品を開封したところ、箱の中で死亡したアリ1匹を発見し、輸入業者に連絡した。この業者から通報を受けた環境省が簡易検査を行った結果、ヒアリの疑いがある事が判明したため、専門家に調査を依頼した結果、ヒアリであることが確認された。

 

 この製品は、中国・広東省の工場で梱包された工業製品で、先月中旬に大阪港に到着後、泉大津市内の業者の倉庫でコンテナから積荷が取り出され、八尾市内に出荷されたもの。

 

 箱の中で死んでいたのは、羽がない女王アリで、発見時の状況からほかの個体が周辺に逃げた可能性は低いとみられている。

 

 環境省は輸入業者に対して、製品の運搬経路や保管場所について確認を急ぐとともに、海外からの輸入品に混入するリスクがあるとして注意を呼びかけている。

 

 国内でのヒアリの発見は、昨年6月以来、これまでに12都府県で27事例報告されている。

 あなたにオススメの記事