火山

チリ火山ネバドス・デ・チジャン「不気味に迫る噴煙」爆発あいつぐ(動画)

 南米のチリとアルゼンチンの国境近くに位置するネバドス・デ・チジャンでは、このところ中規模の爆発的噴火が相次いでおり、チリの防災当局をはじめとする45の観測機関が24時間体制で監視を続けている。

 

 チリの首都サンティアゴから南へ300キロほど離れた国境近くに位置する複合火山ネバドス・デ・チジャンは、最高標高が3216メートル。山頂には、北西から南東方向にかけて17の火口が並び、ふもとにはいくつものリゾート施設が立ち並ぶ。

 

 2016年1月にも大規模水蒸気爆発があった活発な火山だが、昨年には火口同士がつながって、直径100メートル以上の巨大な火口が誕生。内部から押し出された溶岩が堆積して、巨大な溶岩ドームが成長し、次に大爆発が起これば、火砕流が発生して、周囲数キロにわたって深刻な被害を及ぼすと危惧されている。

 

 今月9日から11日にかけても中規模爆発が相次いで観測されたが、これまでのところ溶岩ドームの崩壊には至っておらず、チリ国立地質鉱山局(SERNAGEOMIN)は国内45の研究機関と協力して、24時間体制で観測を続けている。

 

 

 噴火警戒レベルは、1日あたりの火山性微動が4000回を超えた先月5日以来、危険度が2番目に高いオレンジ色を維持している。

  

■新燃岳など国内の火山の現状は、ハザードラボ「火山マップ」でも随時ご確認いただけます。

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