宇宙

上空400km!ISSの飛行士がとらえたキラウエア火山と富士山

 活発な溶岩の噴出が続くハワイのキラウエア火山を、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の宇宙飛行士が撮影に成功した。現地では19番目の亀裂が見つかり、大気中には大量の二酸化硫黄が放出されて、環境や健康への深刻な影響が危惧されている。

 

 米地質調査所(USGS)の14日の発表によると、ハワイ島南東部では海岸から4キロほど離れた果樹園があるラニプナ・ガーデン区域で19番目の火孔が新たに見つかった。ハイウェイ132号線の南に長く伸びる17番目の亀裂からは激しく溶岩が噴き上がり、そのようすは大地に刻んだ切り傷から血飛沫が上がっているように見える。

 

 高度約400キロ上空を飛行しているISSからも、キラウエア火山の活動ははっきり見えており、14日には米航空宇宙局(NASA)のアンドリュー・J・フューステル宇宙飛行士が撮影に成功した。

 

 宇宙へのフライトは3回目だが、ISS滞在は今回が初めてのアンドリューさん、実はパデュー大学で地質学を学んだキャリアの持ち主で、先週12日にはISS船内で名誉博士号の授与を受けたばかり。

 

 だからこそ、今回のキラウエア噴火には人一倍関心を持っており、少しの変化も見逃すまいと、時間があるときは、宇宙から常に監視を続けてくれており、この写真とともに「火山周辺で生活する人たちが無事でありますように心から願っています」とコメントを投稿している。

 

 また今月8日には、同じくNASAのリッキー・アーノルドさんが富士山の見事な写真を公開してくれている。

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