火山

キラウエア「まるで導火線」海岸へ突き進む溶岩流 火山灰量が増加(動画)

 ハワイ・キラウエア火山の爆発は激しさを増しており、噴煙の高さは海抜3000メートルを超えた。火孔の数は20個に増え、海岸線に向かって溶岩流が伸びている。

 

 米地質調査所(USGS)によると、キラウエア火山のハレマウマウ火口は15日、激しい爆発が相次ぎ、噴煙の高さは海抜3000〜3600メートルに達した。ここ数日の噴火で、火山南西部のカウ砂漠では、大量に飛散した火山灰が砂嵐のように舞い飛び、周囲に拡散されている。

 

 米航空宇宙局(NASA)の地球観測衛星テラは今月6日、大気中の微粒子量を計測する観測機器を使って、ハワイ周辺に広がったPM2.5(硫酸塩エアロゾル)を計測。その結果、噴煙は風で140キロ以上運ばれて海面上に飛散していることもわかった。

 

 ただ今月初めの時点では、噴煙に含まれる火山灰量はそれほど多くなかったが、15日朝の爆発では南東部の海岸に位置するパハラの街で、深刻な火山性大気汚染が報告されたという。

 

 

 一方、島の南東部には新たに20番目の亀裂が確認された。17番目にできた火孔からは、激しく溶岩が噴出しており、溶岩流の長さは海岸に向かって2.5キロほどに伸びた。夜間に亀裂から噴き出す溶岩の赤い色は、まるで導火線のようだとパイロットが報告している。

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