感染症

エボラ出血熱 120万都市で患者発生 45人感染25人死亡 コンゴ民主共和国

 エボラ出血熱の感染拡大が危惧されるアフリカ中部コンゴ民主共和国(旧ザイール)では、45人の患者のうち25人が死亡した。これまで同国北西部で感染が集中していたが、今月17日には、120万人が住む大都市ムバンダカで患者が発生した。

 

 世界保健機関(WHO)によると、コンゴ民主共和国では先月4日から今月17日までの間に、3人の医療従事者を含む45人に感染が疑われ、このうち14人からウイルスの陽性反応があった。患者のうち、25人はすでに死亡している。

 

 患者の大半はトゥンバ湖ほとりのビコロ地区に集中していたが、17日には、80キロ近く北東に離れた人口120万人が住む大都市ムバンダカでも患者1人が確認された。

 

 ビコロからムバンダカ一帯はコンゴ川でつながっており、この川は水路として首都キンシャサや、隣り合うコンゴ共和国の首都ブラザヴィルにも流れていることから、感染拡大のリスクが高まっているとして、WHOが警戒感を強めている。

 

  コンゴ民主共和国では1976年以降、病名の由来となったエボラ川流域を中心に小規模な流行が繰り返し起きており、今回の流行は9回目だ。

 

 2014年から2016年にかけて、西アフリカ3カ国を中心に感染が拡大したエボラ出血熱の「アウトブレイク」では、2万8000人以上が感染し、1万1000人余りが死亡している。

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