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パナソニック建物用防火サッシ「防炎基準満たさず」1都2府10県の65棟に設置

 パナソニックグループの住宅総合メーカー、パナソニック ホームズ(旧パナホーム)は29日、東京や愛知県などの建物に設置した防火サッシが、建築基準法で定める性能基準を満たしていなかったと発表した。

 

 国が定める防炎基準を満たしていなかったのは、同社が2017年7月から今年5月12日までに製造・出荷した建物用の「アルミ樹脂複合段窓(たてすべり+FIX)」。

 

 国が定める仕様では、サッシ枠内部に加熱発泡剤を充填したり、金具で補強しなければならないところを、補強がされていない一般仕様の窓枠を使用しており、東京都内の33棟を含めて、愛知県(9棟)や大阪府と神奈川県など、1都2府10県の住宅や共同住宅、ホテルなど65棟に設置されているという。

 

 関係する特定行政庁の調査でこれまでに9棟で、建築基準法に対する違反事実が確認されており、残る56棟についても引き続き確認作業を進めている。

 

 国交省はパナソニック ホームズに対し、「所有者への丁寧な説明とともに、是正工事の迅速な実施を進め、原因究明と再発防止策を書類で提出するよう指示した。なお同社は今年4月に「パナホーム」から社名を変更している。

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