生物

ガブッ!溶岩のごとく噴き上がる血しぶき ヒョウが怯える(動画)

「ワッ!ビックリした〜」とばかりに、野生のヒョウが慌てて獲物から逃げ出す珍しい光景が、南アフリカのサバンナで撮影された。ひっくり返って死んだシマウマの腹にガブリと噛み付いた直後に、予期せぬ血しぶきを浴びてしまったのだ。

 

 悲劇とも喜劇ともとれる瞬間を撮影したのは、南アフリカ北東部の国境近くに広がるクルーガー国立公園の一部、ジュマ私営動物保護区で働くサファリガイドのキャンディス・グローヴァー(Candice Grover)さん。

 

 ガイドによると、シマウマの死因は、自然死だと推測されており、ヒョウが見つけるまでに少なくとも1日は経過していた可能性があるという。

 

 

 太陽に照りつけられて24時間。シマウマの体内では死ぬ前に食べた胃の中身が腐敗してガスが発生し、パンパンに膨張していたものだから、柔らかな内臓を狙ってヒョウが牙を突きつけた途端、血液や胃液などあらゆる体液がシャワーのように湧き出したというわけだ。

 

 この荒っぽいシャワーを浴びたヒョウは、驚いてシマウマの体を飛び越え、様子を伺いながら少しずつエサに接近。血しぶきが止まった後もなかなか獲物にありつこうとせず、そのきまり悪そうな表情は、何か失敗したあとの家ネコそっくりだったという。

 

「狩りもしないで、タダ働きでエサにありつけたんだから、少しくらいの苦労は仕方ないですね」とキャンディスさんは笑っている。

 あなたにオススメの記事