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妊娠リスク高い「経口避妊薬」製薬会社が17万パックを自主回収 米国

 国際的な医薬品・医療機器メーカー「アラガン(Allergan)」は今月29日、米国市場向けに販売している経口避妊薬「TAYTULLA(タイチュラ)」の一部商品で、望まない妊娠をする可能性があるとして約17万パックを自主回収すると発表した。

 

 一般的に「ピル」と呼ばれる避妊薬には、21錠タイプと28錠タイプの2種類があるが、「タイチュラ」は28錠タイプ。毎日決まった時間に1錠ずつ28日間服用をし続け、このうちホルモン剤が入っていない偽薬(プラセボ錠)には他と区別するため、カプセルの色を変えている。

 

 米食品医薬品局(FDA)によると、回収対象となるのは、使用期限が2019年5月までの16万8768パック。本来ならば生理の周期に合わせて、最初の4日間分はホルモン剤が入ったピンク色のカプセルを梱包する必要があるにもかかわらず、茶色のプラセボ錠を入れた状態で出荷してしまったという。

 

 アラガンによると問題のピルは、薬剤師が処方する薬局ではなく、医師が直接患者に手渡す医療機関に出荷されているという。同社は文書で購入者に自主回収を呼びかけ、医師に返品の手配を報告する必要があるとしている。

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