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「いじめは許さん」遊びに夢中な子ライオンを水牛が頭突き!C難度の宙返り(動画)

 アフリカ・サバンナで最強の存在といえば、百獣の王ライオンだが、今回活躍するのは正義感あふれる(?)水牛だ。

 

 南アフリカ北部に位置するクルーガー国立公園。モザンビークとの国境近く働くサファリガイドのスーン・エロフさん(32歳)は先月、サビー川近くでコモドオオトカゲを見つけてはしゃぐ若いライオンの群れに出くわした。

 

 おとなのライオンが狩りに出かけていると見えて、世話係の年長のライオン2頭と子ライオン数頭が、逃げ出そうとするオオトカゲを取り囲み、前足でひっくり返したりしてもてあそんでいたが、そのうち幼い一頭が口にくわえて茂みの中に持ち込み、独り占めを始めた。

 

 するとそこへ水辺から音もなく一頭の水牛が接近。茂みにねそべる子ライオンの背後から、闘牛のような猛ダッシュをかけると、子ライオンのお尻に頭突きした!

 

 

 ビヨ〜ン!勢い良く空中に放り出されたライオンは、C難度の前方宙返りをきめて着地。その直後、自分に向かって突進してくる黒い水牛の姿を認めるやいなや、ライオンならぬ蜘蛛の子を散らすように、仲間と一緒に逃げ出したという。

 

 スーン・エロフさんは「2歳のころからサバンナを見ていますが、こんな場面は初めて」と話しているが、助けられたオオトカゲが、水牛にお礼を述べたかどうかは知らないという。

 

 通常、水牛のような草食動物が仲間以外の動物を助ける理由はなく、相手がおとなのライオンであれば、逆に標的になっていた可能性もあるという。

 

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