宇宙

探査機はやぶさ2 小惑星まで1500km!姿とらえる 今月下旬に到着

 地球から約3億キロ離れた小惑星を目指して2014年に打ち上げられた無人探査機「はやぶさ2」が今月下旬の到着を前にして、1500キロの距離から小惑星「リュウグウ」の撮影に成功した。

 

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)によると、探査機「はやぶさ2」は今月3日にイオンエンジンの運転を正常に終了。現在は搭載したカメラで「リュウグウ」を撮影しながら、進むべき正確な軌道を推定する「光学電波複合航法(光学航法)」で接近を続けている。

 

 今月10日には約1500キロの距離から目標とする「リュウグウ」の撮影に成功。6日に2600キロから撮影した画像と比べると、より明るく輝いて見える。

 

 小惑星の形はよくわからないが、JAXAによると先代のはやぶさが探査した小惑星「イトカワ」のように細長くはないという。

 

 最新情報によると12日現在、はやぶさ2はリュウグウまで1120キロの距離に近づいており、順調にいけば、今月27日前後にも小惑星上空に到達。当初は高度20キロから始まり、高度を5キロ、1キロと下げながら重力を計測し、岩石サンプルを採取する場所を慎重に選ぶ。

 

 9〜10月にかけては探査機を着陸させて小惑星の表面部分の調査や、サンプルの回収を実施。来年春には、「インパクタ」と呼ばれる内部に火薬を仕込んだ2キロほどの重さの円盤型装置を小惑星に衝突させて、人工のクレーターを作り、天体内部の調査や飛び散った内部物質を回収する実験を行う予定だ。

 あなたにオススメの記事