火山

コロンビア ガレラス山で火山性地震M4.9 建物損傷 死者2人 噴火の前兆か?

 南米コロンビアで日本時間12日午後、ナリニョ州のガレラス火山を震源とするマグニチュード(M)4.9の地震が発生した。地元メディアによると、地震発生直後にエクアドルとの国境近くで2人の死亡が確認されたという。

 

 米地質調査所(USGS)によると、地震が発生したのは日本時間12日午後6時35分、コロンビア南西部ナリニョ州の都市サン・ホアン・デ・パスト市の南9キロに位置するガレラス山。

 

 地元メディアによると、カメーロ・ロメロ州知事は会見で、「国境近くのブリセーニョ町で2人の住民が死亡した」と発表したが、死亡したときの詳しい状況などは伝えられていない。

 

 コロンビアの国立災害管理当局(UNGRD)やナリニョ州政府によると、火山周辺では複数の民家や金融機関などの建物が損傷を受けていることから、緊急対策本部を開設し、被害状況の確認を急いでいる。

 

 フアン・マヌエル・サントス大統領は自身のSNSでも2人の死亡を明らかにし、「被災者の家族と連帯を表明する」とコメントした。

 

 標高4276メートルのガレラス火山は、山頂の地形がガレー船に似ていることから、16世紀のスペインの統治者がつけた名前で、先住民族の間では、「炎の山」を意味する「Urcunina(ウルクチーナ)」と呼ばれていた。

 

 歴史に残る最初の噴火記録は16世紀にさかのぼるが、1988年以降、活動が活発化しており、1993年1月には現地調査に訪れた研究者グループとガイド9人が小規模噴火に巻き込まれて死亡している。

 

 2010年8月の大爆発は、マグニチュード4クラスの地震が発生し、火砕流が発生していることから、コロンビア国内で最も危険な火山のひとつとされる。

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