地震

大阪府北部M6.1「有馬-高槻断層帯が原因か?」大地震は422年ぶり

 18日午前7時58分に大阪府北部で発生した最大震度6弱の地震について、気象庁は緊急会見を開き、「地震の規模を示すマグニチュードを、速報値の5.9から6.1に引き上げる」と発表した。今回の地震の震源近くには、400年以上、目立った活動記録がない「有馬-高槻断層帯」が存在するという。

 

 大阪府北部でけさ発生した地震の震源は深さ13キロで、この地震による津波の発生はない。この震源の真上にあたる大阪市北区や高槻(たかつき)市、枚方(ひらかた)市、茨木市、箕面(みのお)市の5市区で震度6弱、京都府京都市、亀岡市など18の市区町村で震度5強の揺れを観測したほか、近畿地方を中心に関東から九州地方の一部で震度5弱から1を観測した。

 

 また大阪府北部、兵庫県南東部、奈良県の高層ビルでは、ものにつかまらないと歩くことができない長周期地震動階級2を観測した。

 

 気象庁によると、今回の地震の震源周辺には、「有馬-高槻断層帯」が存在している。この断層帯は、高槻市の市街地北部から、神戸市北区の有馬温泉西方に伸びる長さ約55キロの断層で、過去には1596年9月に、京都や堺で1000人以上が死亡した慶長伏見地震(M7.5)が発生した記録があるのみだという。

 

 政府の地震調査研究推進本部は、今後30年以内にこの活断層でM7.5程度の巨大地震が発生する確率をほぼ0〜0.03%と評価していた。

 

 18日午前9時半現在、震度1以上の余震は8回発生しており、このうち、最大震度2は3回、最大震度1が5回観測されている。2016年の熊本地震では、M6.5の地震が発生した二日後に、隣接する別の活断層でより大きな地震が発生した事例もあることから、気象庁は「揺れが強かった地域では、地震発生から1週間程度、最大震度6弱程度の規模の大きな地震が発生するおそれがある」として、厳重な警戒を呼びかけている。

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