火山

西之島「約1年ぶりの噴火」噴石も飛散 海保が「航行警報」

 小笠原諸島の西之島が12日、約1年ぶりに噴火したのを受けて、海上保安庁は13日未明、付近を航行する船舶に向けて「航行警報」を発表した。

 

 12日午後12時24分ごろ、海保所属の航空機が哨戒中、西之島の火口付近から茶色の噴煙が上がっているのを確認した。その後、午後2時と4時ごろに行った観測でも、噴火は続いており、大きな噴石が火口から400メートルほど先まで飛散しているのを目撃。

 

 気象庁が、火山表面から放射される熱温度(輝度温度)をとらえた衛星データを分析した結果、西之島では2017年7月ごろから温度が徐々に低下。最後に噴火があった8月以降は、周囲の地表温度とほぼ変わらない状態が続いていたということで、きのうの噴火でも変化は確認されなかったことから、現時点では溶岩を噴出するような激しい噴火には至っていないと考えられるという。

 

 しかし、今後、火山活動が変化する可能性があるため、引き続き、火口から約500メートル範囲は噴石の飛散に警戒するよう呼びかけている。

 

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