宇宙

イプシロン2回目の打ち上げ延期 秒読み後に点火せず

 12年ぶりに開発された宇宙航空研究開発機構(JAXA)の国産新型ロケット「イプシロン」1号機は、27日午後1時25分に打ち上げ可能との最終判断を下し、打ち上げ体制に入ったが、最終カウントダウン後ロケットエンジンは点火せず、打ち上げ延期となった。

 

 「イプシロン」1号機は、当初22日の打ち上げを予定していたが、8日になって配線ミスが見つかり、今日27日に打ち上げを延期していたもので、今回で2回目の打ち上げ延期となる。

 

 発射場付近の天候は穏やかで、風速3メートル、降水量0ミリ。JAXAでは、後ほど延期理由について説明するとしている。

 

 「イプシロン」1号機は、鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所から午後1時45分に打ち上げられ、約1時間後に惑星分光観測衛星「スプリントA」を予定の軌道に投入する予定だった。

 

 「イプシロン」は2006年度に廃止された「M-5ロケット」の後継機となる「固体燃料ロケット」で、打ち上げ能力は「M-5ロケット」の約3分の2に減るものの、打ち上げコストは約30億円と約3分の1に節約することができるなど、「打ち上げの容易さ」を求めて開発された。

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