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MERSウイルス再び感染拡大 新たに8人感染3人死亡

 世界保健機関(WHO)は、中東諸国で流行している新型コロナウイルス=MERS(中東呼吸器症候群コロナウイルス)について28日、サウジアラビアで新たに8人が感染し、3人が死亡したと発表した。

 

 同発表によれば、今回新たな感染例として確認された8人のうち、サウジの首都リヤドの男性2人(51歳と54歳)が死亡したほか、以前にアラブ首長国連邦(UAE)で感染が確認された患者1人も死亡している。

 

 他の患者の容体は、リヤドの59歳と50歳の女性、70歳の男性と、アシール州の31歳の男性の計4人が重体のため集中治療室(ICU)で治療を受けており、リヤドの50歳の女性は入院しているものの自発呼吸が可能とのこと。

 

 残るアシール州の55歳の男性は発症患者との接触から感染が確認されたもので、現在のところ自覚症状は出ていない。

 

 今回の8人は、自覚症状のない1人を除いて、発症した7人すべてに何らかの慢性的な「既往症」がある。

 

 サウジ国内のMERSウイルス感染症は、一時勢いを弱めていたが、首都リヤドを中心に再び感染の勢いを増している。

 

 これにより、2012年9月から現在までのMERS感染症の確定患者は合計102人、うち49人が死亡したことになる。

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