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氷床下にグランドキャニオンより巨大な渓谷を発見

 米航空宇宙局(NASA)は29日、研究チームがグリーンランドの氷床の下に、グランドキャニオンより巨大な渓谷を発見したと発表した。

 

 これは、極地などを上空から観測して地球温暖化の影響などを探るために2009年から2012年にかけて行なわれた、NASAの「アイスブリッジ計画」により得られたマルチチャンネル・コヒーレント・レーダー深度探査装置などのデータを解析して分かったもの。

 

 同発表によると、グリーンランドの氷床の下 約1.6キロの場所に、長さ750キロ、標高差800メートルの巨大な渓谷が眠っていたとのこと。

 

 この渓谷は、グリーンランドが氷に閉ざされるより以前の数100万年前に形成されたものと考えられる。

 

 この発見に、英国ブリストル大学のジョナサン・バンバー教授は、「人々は地球の風景はすべて探検し尽くされ、地図に記されていると思っているかもしれないが、われわれの調査は、まだ地球上に『未知の場所』が残されていることを示すものだ」と述べている。

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