気象

埼玉・千葉の竜巻 急速に発達する積乱雲に注意

 気象庁は3日、昨日(2日)に埼玉・千葉両県で発生した竜巻について、竜巻が発生した午後2時ごろに、埼玉県・千葉県付近に発達した積乱雲が発生し、突風(竜巻)は、この積乱雲付近で発生したものと見られると発表した。

 

 また、発生当時の気象条件については、「関東地方には九州北部から伸びる前線が停滞しており、この前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいた。さらに、日中の地上気温の上昇が加わり、大気の状態が非常に不安定となっていた」としている。

 

 このため、南からの湿った暖かい空気と、北からの冷たい空気が埼玉県・千葉県付近でぶつかり合い、積乱雲が急速に発達したものと見られる。

 

 ちなみに、この前線は昨日よりわずかに北上しているものの、今日もほぼ同じような位置に停滞しており、3日から4日にかけても竜巻には注意が必要。

 

 竜巻が身近に迫った時の特徴としては、「雲の底から地上に伸びるロート状の雲を見た」、「ゴーという音がしたのでいつもと違うと感じた」、「気圧の変化で耳に異常を感じた」などがあげられ、こうした「異常」を感じたら速やかに避難することが重要。

 

 昨日の被害を見ても、竜巻は自宅の屋根が吹き飛ばすほどのパワーを持っているから、自動車・物置・プレハブなどに避難するのはもってのほか。

 

 屋外では、頑丈な建物の物陰に入って身を小さくする、屋内では窓やカーテンを閉め、家の1階の窓のない部屋に移動するなどして身を守ることが必要。

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