外交

安倍首相G20へ出発 対シリア米ロ攻防が焦点

 安倍晋三首相は4日、明日からロシア西部サンクトペテルブルクで開催される20カ国・地域(G20)首脳会合に出席するため日本を出発した。

 

 G20は、経済分野での公式議題を各国首脳が協議するが、今回はシリア・アサド政権への軍事介入をめぐって、「限定的な軍事介入」を表明している米国と、アサド政権を支持し、同政権による化学兵器の使用を認めていないロシアとの間の駆け引きが焦点となる。

 

 オバマ米大統領が早々に軍事介入を表明する一方で、英国議会が英政府の軍事介入承認動議を否決するなど、欧州各国には「軍事介入慎重論」が根強く、さらには潘基文国連事務総長が国連安全保障理事会での合意を経ない軍事介入をけん制する発言をしている。

 

 こうした情勢から、G20ではシリアへの国際社会の対応をめぐって、米ロ両国が主要国の合意形成に向けて活発な外交を展開するものと見られる。

 

 安倍首相は、首相官邸フェイスブックページに、

 

 

2泊6日で地球を一周する強行軍。
今日から、各国首脳が集まるロシアのサンクトペテルブルグへ向かいます。

 

 

と書き込んでいるが、シリア情勢をめぐって日本がどのような外交的リーダーシップを発揮できるのか、「安倍外交」の真価が問われている。

 

 また、同フェイスブックページで安倍首相は、

 

 

続けて、オリンピック・パラリンピック招致の勝敗を決する地、ブエノスアイレスへ。東京招致を勝ち取るべく、最後まで全力を尽くします

 

 

 と、オリンピック招致外交への抱負も語っている。

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