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MERSウイルス中東諸国で感染拡大 6人発症4人死亡

 世界保健機関(WHO)は、新型コロナウイルス=MERS(中東呼吸器症候群コロナウイルス)について、6日、7日と連日で、チュニジア、カタール、サウジアラビアから6人の新たな感染例が報告され、うち4人が死亡したと発表した。

 

 最初の感染例はチュニジアの男性(66)で、5月1日発症、同月10日に死亡しているが、最近になってMERSウイルス感染症と確認されたもの。

 

 2人目はカタールの女性(56)で、8月18日に発症、同月31日に死亡した。

 

 3人目と4人目はサウジの首都リヤドの医療従事者の女性(41)と男性(30)で、女性は8月15日発症し同月末に死亡、男性は9月1日に重症肺炎の状態になり現在も重体。2人は同じ病院で働いており、院内感染の実態を浮き彫りにしている。

 

 5人目は家族から感染したサウジ東部ハフル・アル・バティン州の女性(79)で、8月21日発症、9月1日に死亡した。

 

 最後の感染例は、同じハフル・アル・バティン州の慢性心疾患のある男性(47)で、8月23日発症、現在も重体となっている。

 

 一時は沈静化に向かうかとも見られたMERSウイルス感染症だが、これにより、2012年9月から現在までのMERS感染症の確定患者は合計114人、うち54人が死亡したことになる。

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