軍事

アルジェリア人質事件のテロ指導者らが新たなテロ組織を結成

 今年1月、アルジェリアで日本人10人を含む37人の人質が殺害された事件の犯行グループ「血盟集団」などが、新たなテロ組織を結成し、フランスを始めとする欧米諸国をテロの標的とするとの声明を出しており、アフリカ北西部におけるテロの脅威が高まっている。

 

 新しいテロ組織は「ムラービトゥーン(ムラービト王朝の民)」で、西アフリカを中心に活動するイスラム原理主義武装組織「西アフリカの一神教と聖戦集団(MUJAO)」とアルジェリア出身のテロ指導者ムフタール・ベルムフタールが率いるアルジェリア人質事件の犯行グループ「血盟集団」が合併したもの。

 

 「MUJAO」も「血盟集団」も「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ(AQIM)」から分派した集団であることから、今回の「ムラービトゥーン」も「アルカイダ系テロ組織」と見られる。

 

 各国の報道機関が伝えるところによると、「ムラービトゥーン」は、フランスおよびその同盟国をテロの標的にするとの声明を発表しているとのことで、外務省も12日、海外安全ホームページで、アフリカ北西部へ渡航・滞在する場合は、テロ事件などの不測の事態に巻き込まれないために安全対策を講じるよう注意を呼びかけている。

 あなたにオススメの記事