軍事

国連報告書 アサド政権の化学兵器使用の可能性を示唆?

 国連のシリア調査団が公表した報告書では、シリア国内で化学兵器が使用されたと断定したものの、誰が使用したかについては明言していないが、菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で、この報告書がロケットの使用について言及していることを指摘し、アサド政権側による使用の可能性が高いとの見方を示唆した。

 

 同報告書では、8月21日に首都ダマスカス郊外で化学兵器のサリンが使用されたと断定しているものの、アサド政権側が使用したのか、反体制側が使用したのかについては明言していない。

 

 しかし菅官房長官は、同報告書について、「誰が使用したかについては判断していないわけだが、報告書の内容の中で『ロケットの使用について事実関係を解明のための有益な分析を行なっている』ということなので、これは検討する必要があるだろうと思っている」と述べた。

 

 サリンを搭載したロケット弾はアサド政権側しか保有していないと見られていることから、日本政府としても、化学兵器を使用したのはアサド政権側の公算が高く、報告書が指摘する「分析」により使用した側を特定できるとの期待感を示唆したものと見られる。

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