経済

東レがアメリカの炭素繊維メーカーを578億円で買収

 合成繊維や合成樹脂などの化学製品を扱う大手化学企業の東レは27日、アメリカの炭素繊維メーカーであるゾルテック社を5億8400万ドル(約578億円)で買収することに合意したと発表した。

 

 東レによると、米国ミズーリ州セントルイスに本社を置くゾルテック社は創業1975年の大手炭素繊維メーカーで、1996年にハンガリー、2007年にメキシコの繊維工場を買収するなど事業を拡大しており、近年は風力発電開発の需要拡大に伴って業績を伸ばしているとのこと。

 

 ボーイング787の機体に用いられるなど、東レの炭素繊維は同分野での世界トップシェアを誇っているが、今回の買収により「全く異なる分野での事業展開が可能となり、新たな成長の機会を得ることになります」と述べている。

 

 この発表を受けて東証一部銘柄の東レ株は、前日比15円高の649円で午前中の取引を終えている。

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