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東電 タンクからあふれた汚染水 海洋流出を認める

 東京電力福島第一原発の新たなタンクから約430リットルの汚染水があふれ出た問題で、東電は3日午前に記者会見を開き、この汚染水の海洋流出の可能性について、「(流出した)量はともかく、汚染水が海洋に流出したと思う」との認識を明らかにした。

 

 今回の汚染水漏えいは、2日に台風22号の雨水がタンクを囲んでいる堰の外にあふれることを回避するため、堰内の雨水を地上タンクに移し替える作業を行なった際に発生したもの。

 

 もともとタンク設置場所が緩やかに傾斜していたため、地上タンクの天板近くまで雨水を注入したところ、約430リットルがあふれ出た。

 

 同タンク内の汚染水は、ストロンチウムなどベータ線を放出する放射性物質が1リットルあたり58万ベクレル、また堰内にあふれ出た汚染水は同20万ベクレルの濃度になっている。

 

 タンクからあふれ出た汚染水は一部が堰外にも流出しており、近くにある側溝から排水路を経由して海に流れ出たと見られる。

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