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福島第一 大雨でタンク堰内から水漏れ 基準71倍の放射性物質

   東京電力は21日、大雨の影響で、福島第一原発の汚染水をためたタンクを囲む堰11ヶ所から雨水があふれ、うち6ヶ所で排出基準を上回る放射性物質が検出されたと発表した。最高で基準の71倍のストロンチウム90が含まれていた。


   15〜16日の台風26号で雨が降った際は、原子力規制庁が暫定の排出基準を設け、東電は堰内にたまった雨水を原発敷地内に排出。しかし、排出しきれないうちに20日午後に大雨が降り、作業が追いつかずに雨水が堰の外にあふれた。


   東電によると、6ヶ所で基準値を超えたのはいずれもストロンチウム90で、堰内やあふれた地点で20日に採取した水を測ったところ、1リットルあたり10〜710ベクレルを検出した。基準値は同10ベクレルで、最も高いエリアでは71倍にあたる。


   また、セシウム134は11ヶ所すべてで検出限界値未満、セシウム137は1ヶ所で同12ベクレル検出したが、基準値(同25ベクレル)は下回っている。


   放射性物質が排水溝を通じて海へ流れ出た可能性について、東電は否定できないとしている。

 

 

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