医療技術

例年より3ヶ月も早くインフルエンザが集団発生

 例年インフルエンザの集団発生で学級閉鎖などが始まるのは年末から年明けにかけてだが、国立感染症研究所は21日、今年は例年より3ヶ月以上早く、9月中旬に島根県西部の保育園で10人の集団発生が確認されたと発表した。

 

 毎年、冬のインフルエンザ流行シーズンになると学校などでの集団発生が起きるが、世界的大流行となり、日本でも17万人近くがインフルエンザに感染したとされる2009年には、すでに9月初〜中旬に学級閉鎖が起きていた。

 

 そして今年も、2009年と同様に9月中旬に、島根県西部の保育園で最初の「集団発生」が報告されており、同時期に同県西部を管轄する益田保健所管内では、保育園だけではなく、高齢者も含め「地域的流行」となっていたことを確認している。

 

 同保健所で、保育園での患者も含め6人の患者について病原体を検査したところ、6人とも2009年に世界的な大流行を引き起こした「A(H1N1)pdm09ウイルス」が検出されている。

 

 同保健所管内の流行は、その後、10月初旬には1件と減少しているが、通常より3ヶ月以上早い集団感染が発生していることもあり、今冬もインフルエンザの大流行が懸念される。

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