歴史

防災歳時記10月25日 未解明の政治家暗殺事件 世界の深い闇

 謎に包まれた政治家の暗殺事件というとジョン・F・ケネディ大統領の暗殺事件を思い出す人も多いだろうが、近年日本でも、そういう事件があったことを忘れてはいまいか?

 

 今から11年前、2002年の今日10月25日、民主党の衆院議員石井紘基氏が東京・世田谷区の自宅前で左胸を刺されて死亡した。

 

 翌日右翼団体の代表が警察に出頭して逮捕される。

 

 その男は、「家賃の工面を断られたために、仕返しでやった」と供述したが、東京地裁は「金銭トラブルという動機は信用できない」とした。

 

 また石井議員の国会質問主意書が入っていたと思われるかばんが事故現場からなくなっており、いまだ見つかっていない。

 

 石井議員の左手中指は切断されており、犯人が是が非でも、そのかばんを奪取したかったことをにおわせている。

 

 石井議員は国会質問を前に「これで与党の連中がひっくり返る」と発言していたとも言われている。

 

 この事件の真相は何だったのか?

 9年前、2004年に死亡したパレスチナ解放機構のアラファト議長の死因をめぐる真実も「闇の中」だ。

 

 同議長の死因をめぐっては、昨年スイスの検査機関が致死量に相当する猛毒の放射性物質「ポロニウム」が衣服から検出されたとしているが、今月15日、ロシアの検死当局はポロニウムは検出されなかったと結論づけたとインタファクス通信が報じた。

 

 その一方で、中東の「アルジャジーラ」は独自の調査報道で、アラファト議長夫人の協力を得て、同議長の遺品をスイスの医療機関に持込み検査した結果、衣服についていた同議長の血液などから、非常に高いレベルの「ポロニウム210」が検出されたと報じている。

 

 「ポロニウム210」は、旧ソ連のスパイ アレクサンドル・リトビネンコ氏が英国亡命中に毒殺された際にも用いられている。

 

 アラファト議長の死の真実は何なのか?

 

 あまり『陰謀説』みたいな類いの話には組したくないが、それでもこの世界には、人の目に触れることがない「闇の部分」が多かれ少なかれあることだけは間違いないようだ。

 

 

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