外交

米による独首相電話盗聴「安倍首相の携帯は問題なし」官房長官

 米情報機関がメルケル独首相の携帯電話を盗聴していたとされる問題で、菅義偉官房長官は24日午前の記者会見で、安倍首相の携帯電話が盗聴されている可能性について質問され、「そこはまったく問題ないと思っている」と述べ、日本政府として情報保全への対応がとれているとの認識を明らかにした。

 

 同会見で菅官房長官は、「(盗聴疑惑について)報道は承知しているが、それ以上のことについては承知していないのでコメントは控えたい」とした上で、「ただ政府としてはこれまでも、しかるべき情報保全の対応をとってきており、引き続きしっかり対応していきたい」と情報保全について万全の対応を行なってきているとの認識を強調。

 

 しかし「日本から外交ルートを通じて事実関係を確認するのか?」との質問に対しては、「まったく考えていない」と答え、米国に対して事実関係を確認する意思はないことを明らかにしている。

 

 さらに記者から「安倍首相の携帯電話は大丈夫か?」と質問されたのに対しては、「まったく問題ないと思っている」と回答。

 

 

 また今年7月に、米国家安全保障局(NSA)が、ワシントンにある外国の大使館などのファックスに盗聴装置を仕掛けていたとされる問題については、「これまで米側に外交ルートを通じて確認を求めている。意見交換もしっかり行なっている」と述べたものの、事実関係や意見交換の内容についてはノーコメント。

 

 今回の米情報機関による盗聴疑惑について、メルケル独首相はオバマ大統領に電話で、「事実ならまったく受け入れられず、重大な信義則違反」などとして説明を求めている。

 あなたにオススメの記事