政治

菅元首相「みのもんた氏は東電と安倍首相を批判し失脚?」

 菅直人元首相は26日、自身のブログで、次男の窃盗未遂事件で番組からの降板を表明したみのもんた氏は、汚染水問題などで東京電力と安倍晋三首相を厳しく批判していたことから、電力業界のいわゆる「原子力ムラ」に陰謀を仕掛けられ失脚したとの陰謀説を紹介し、「原子力ムラによるマスコミ支配」を批判している。

 

 このブログで菅元首相は、「私はみのもんた氏の息子の事件に関しては、マスコミ報道以上のことは知らない」とした上で、「しかし、原子力ムラがスポンサーとして膨大なコマーシャル料を支出することにより、マスコミに対する影響力を行使して、自分に批判的な報道に圧力をかけてきたことは知っている」と批判。

 

 自分も「(福島第一原発事故発生当時に)海水注入を止めさせたのは菅総理」というウソの情報を原子力ムラに流され、安倍首相がメルマガにそれを掲載、そのことが新聞でも記事になったことをあげて、「原発ゼロにかじを切った私を総理辞任に追い込む原子力ムラの陰謀」と断罪している。

 

 さらに、地域独占企業である電力会社はCMの必要がないにも関わらず、膨大なCM料を払っているのは、「マスコミに対する支配力を確保するため」と述べ、「原子力ムラのマスコミ支配をまず打ち破らなくてはならない」と締めくくっている。

 

 いずれにせよ、みのもんた氏の番組降板に関する真相については分からぬままに、「原子力ムラの陰謀説」に論理を展開させており、菅義偉官房長官流の言い回しをすれば、「いささか違和感を感じる」ような観も否めないが…。

 あなたにオススメの記事