気象

南極オゾンホール 例年並みの規模だが依然として大きい

 気象庁によると、今年8月に出現した南極上空のオゾンホールは、9月中旬に大きさの最盛期を迎えて南極大陸の約1.7倍にまで拡大し、過去10年間の平均値と同程度のサイズとなった。依然として規模の大きな状態が継続している。

 

 気象庁が米国航空宇宙局(NASA)の観測データを基に解析した結果によると、今年のオゾンホールは8月に現れてから広がり始め、9月16日に最大の2,340万平方キロメートルに拡大。

 

 過去10年間の平均値と比べると同程度の規模で、現在、オゾン層破壊物質の濃度は緩やかに減少しているが、依然として高い水準にあり、気象条件が変われば、今後もより大きなオゾンホールが発生する可能性があるという。

 

 オゾンホールは、南極上空のオゾン層が穴の空いたような状態になることであり、毎年8~9月にかけて発生・拡大し、11~12月ごろに消滅するというサイクルで1980年代から確認されている。気象庁によると、それ以前の元の水準に戻るのは、今世紀半ば以降の予測となっている。

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