テクノロジー

三州瓦の破片が液状化対策に有効

 あいち産業科学技術総合センター三河窯業試験場は21日、愛知県陶器瓦工業組合、名古屋工業大学と共同で、三州瓦(さんしゅうがわら)を砕いて地盤改良材に使うと、液状化対策に効果があると発表した。

 

 愛知県で生産される三州瓦は日本三大瓦の一つで、家屋などにも幅広く利用されている。

 同センターは、三州瓦を砕いた粒子は摩擦が大きく水はけがよいことから、これを地盤に利用することで地震発生時に地中の水圧上昇を抑えられると説明。1/10のモデルを使って震度6~7の振動実験を行ったところ、新築の建物の基礎部分やマンホール・道路埋設管の周囲に有効活用できるという結果になった。

 

 同センターに担当者は「液状化対策としての効果だけではなく、瓦のリサイクルという面からコスト的な魅力もある」と話している。

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